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慶応大学 デザイン言語 講演メモ

投稿日時:2008年06月03日

2008.06.03 Tuesday
慶応大学 デザイン言語(坂井さん、山中さんの授業)
※佐藤卓さんがゲスト

山中さん:
佐藤卓さんのピュアモルト、日本語で遊ぼう、おいしい牛乳などについて言及してからの紹介。

佐藤さん登壇

グラフィックデザイナーという肩書きですが、パーケージやテレビ番組などいろいろやってます。最初の仕事が広告制作→電通に2、3年いました。ポスターなどの版下の製作でグラフィックの基礎を身につけた。デザインの基礎はグラフィックがベースになっている。出自を明らかにするためにあえてグラフィックデザイナーと名乗っている。

身に着けた技術はなにいかしてもいい。たとえばブックデザイン。本をデザインするように、なぜ建築をやっちゃいけないんだ?

・AGIのポスター(日本の朝食)について

[イメージ]日本の朝食
鮭、たくあんなど、日本の朝ごはんだなあというイメージ

なぜこのイメージをつくったかというと、世界中のデザイナーが集まった時の「ようこそ(ウェルカム)」をどう示したら良いかということで朝の朝食のポスターのイメージ(This is a typical Hapanese breakfast. welcome to Japan AGI)

食料自給率39%の日本、食卓にならんでいるものは実は世界中からのものをで成り立っている。そこで日本の食卓にならんでいるものは世界とつながっていますよ。というメッセージ

国際的な会議を日本で行う際のポスターならば日本ならではの表現とか、かつてグラフィックデザイナーはどう表現するかを考えていたと思う。

・一番興味のあることは日常。日常生活
・枯れ木に花咲くに驚くより、生木に花咲くにおどろけ 三浦梅園

細胞の話、細胞が死んで生まれる。死んでなかったらスターウォーズのジャバザハットみたいになってしまう。日々のなにげなく行われている事に意識がいくようになった。ここ2,3年は水。

・water展について

[イメージ]water展のロゴ
どの仕事に於いてもロゴの字は常に改造、新規で作成している。

一目見てwater展だとわかるようにロゴを考えた。傘はよけるためのものだけど、逆さにすることによって雨水を集めることができる。雨水はうまく利用されていないのではないかということの意味も含まれている。。

食糧自給率39%の日本、はたして牛丼1杯くらいどれくらいの水が使われているかしっていますか?応え:2000リットル(アメリカで育っている牛での成長過程も含んだ話)。

水に関して日本各地で様々な観点から研究している人たちがいる。
バーチャルウォーター、東京大学 おきたいかん教授
大量に日本人が世界各国の水を消費している。

日本は水の豊かな国だと認識だけど、
じつはもうちがうんですよ。
知るっていうことは大切。
水について実はよく知ってないですよね。

牛乳ってどういうものだか実は説明できない。
表層的なものしか知っていない。

あたりまえすぎて、意識をもっていないものを、
あえて展示をしてみた。

一番H2oが安定する角度(分子の話))
104.5度
水の特殊な性質
氷が沈まなかったから人間は生まれていなかったかもしれない。
氷が浮かばず、海底から凍っていたら、生命が暖かい海中ではぐくむことができなかったから。

などというさまざまなコンテンツをどうつたえたらいいか。
「不都合な真実」アル・ゴア
シリアスなアプローチだけが環境になにかなげかけるものなのだろうか

スマイルなアプローチを取った。
来場者が自然とおもしろいと思って楽しめるようなものを作った
インターフェースを作って見ました。

井戸の話。
井戸と人の関係は実は深い、昔の話。
両手で水を汲んだ形が器のかたち。
水をとおしてさまざまなえ映像をみてもらう。
竹村教授が作った触れる地球。
世界中を飛び交っている情報を人目で可視化できる時代になった。

水発見器
食べ物が使っている水の量がわかるチケットの出てくる。

水の記憶を引き出す装置

アッと驚かせるようなことを言語化し
水をとおしてよんでもらう、レンズ効果。

体験したものを通してコミュニケーションをとってもらう。

毛細管現象の音を聞けるでっかい筒
気によって音が違う。

タクラムの作品。
超撥水性処理の皿

お客さんにやってもらう。
お好み焼き、焼肉や方式。
お皿ごとに水の振る舞いが違う。

トイレ、手を洗うと手に映像が流れる。
水源に意識がいくような仕掛け。

ねずみの水滴、猫の傘。
広角レンズと同じ素材の透明度の高いガラス。
にんげんの支店だけでなく、虫などのような別の視点をもちこんだ。

水琴祠の音を聞ける。
サウンドバム→世界中の音を聞こう。
京都のしょうこくじ、東京大学、インドのムンバイ

アクアスケープ
リアルタイムの音が聞ける。

アラカワケンスケさんの作品
携帯電話で送った文章が水にながれて消えていく。

・デザインを消す、デザインする。

デザインをするってことはどういうことか。
モノのデザイン、コトのデザイン。

モノのデザインばかり語られているのではないか、
そればっかりではないんだよ。

モノのデザインを消す、コトのデザインをする。

・ピュアモルトの話。

企画を考える、メディアを考える。

一本も飲みたいものがない。
広告制作はしなくてはならない。

おまえが飲みたいウィスキーってなにって先輩に聞かれた。
言ってるだけじゃなくてなんかやってみろ。
予算はないけど、会社のものはつかってよい。
ボトルだけでなく、中身などの商品構成などもあわせてプレゼン
全部が商品開発。

目にみえるものはボトルだけども。
名前はネーミングはしない。

おもしろいネーミングを競っていた中、
あえてネーミングをしない。

ニッカというブランドがあればネーミングしなくてもよい。
コルクでふたをすることによって
再利用できる。
つい使ってしまいたくなるようなものを、つくった。
ウィスキーを飲んだ後も使っていけるようなさまざまな工夫。
例、水性のりを使用したラベル、

いいことをする場合はだまってする。
デザインをひかえることによって、いろんな可能性がひろがる。

・おいしい牛乳の話。

デザインって気づかれてなくてうれしかった。
コミュニケーションが本質だから、間にあるデザインは邪魔しない。
上のアーチをつけてあげると、売り場で並んだときにリズム感がうまれる。

人とものとの距離についての話。
5メートル、3メートル、手にとったときの距離。

アーチの下の一本線も一工夫。
さまざまな線を試した。
繊細さ、丁寧に作られた印象を与える。
こまかい調整をやっていろいろ探っている。
おさえるべき所に時間をついやしている。

名前のはなし。
おいしい牛乳→ネーミングしてないじゃん、
美味→牛乳に求めてないよね。
ピュア→こびてる。
が候補だった。

とりあえずそれぞれの名前で試してみた。
やっているうちに「おいしい牛乳」というネーミングがよく思えてきた。
目盛りをこまかくあわせて人々に届くように

・キシリトールの話。

デンタルということから考えたガム
歯磨き粉をデザインするようにデザインしたガム
キオスクやコンビニなどの売り場はちゃんと意識してある
縦でも横でも同じように見えるロゴ
字と地の関係

・クールミント

すでにある財産の利用。
ペンギンが5体ならんでアイコンになる。
まえから2番目のペンギンに手をあげさせた。
誰かに思わず伝えたくなるようなパッケージ
経済と文化の側面を仕込んだ
店頭で「おまえも元気ないのか」
最近はケースのなかにおまけで
メタボ、元気のないペンギンのパッケージがはいっている。
後ろの首のしわなど細かいところは気を使っている。

・21世紀美術館

図面を見たときにこのままでいいんじゃないかということ。
すでにある

・にほんごであそぼう

・山中さんと佐藤さんの会談

1にサーファー
2にパーカッショニスト
3,4がなくて
5にデザイナー

もがくと無駄なエネルギーを使う。
仕事と一緒

自分をもっと出すべきかどうか考えた時期もあった。
最近そういう生き方もあるかなと思うようになった。

すきなものはへんてこりんなもの
モダンデザインのものはほとんど買わない。
ピュアに物事にのめりこんでいる。

好きでつくるともっとできるなあ、
でも仕事でやっちゃってもいいのかなと思っていた時期があった
30代前半の話

きれいにわければいいんだなあ。
クライアントから出てくる反対意見がどういう経緯で出てきたかに興味がある。
最近のらりくらりがいいと思う。
クライアントとのやり取り、
のらりくらいしてみるとでてくることもあるんじゃないかと思う。
どっちでもいいのなら、こっちでもいいんじゃないですか。

やるべきことをやるのがデザイン
やりたいことをやるのがアート

常に他者をかんがえる(他発)→デザイン
自発はアート

文字によってどう中身が伝わるか。
同じ言葉でも、自体が違うことに伝わり方がちがう。

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